節約、やりくり、我慢は、手段です。
こんにちは、マネードクターの黒瀬英夫です。
今日は久しぶりに、子供のマネー教育について書きたいと思います。
今朝の読売新聞のNIE(Newspaper in education)は
子供の金銭感覚を養うための特集になっていました。
コンビニの運営をシミュレーションゲームで体験し
経済やビジネスの仕組みを学んだりする学校もあるようですね。
他にも、
いかに少ない資金で鉄道を敷くかを考える
「北海道鉄道建設ゲーム」等もあるようです。
遊びながら経済の仕組みを学ぶのが目的のようですが
ここで少し心配になってしまいました。
北海道に鉄道を敷くのが目的なの?
鉄道を敷いても運営ができないと、この路線は廃線になってしまいます。
低予算で作っても、活用できないものであれば、無駄使い以外の何物でもありません。
それこそ、問題になった「私の〇〇館」みたいになってしまいます。
コストが低いに越したことはないのですが
目的は、あくまでも運営ができることでないと困ります。
記者の方の誤認であれば良いのですが・・・
記事全体を読んでいても、
「節約」「やりくり」「我慢」=賢い消費者
というように定義づけされているようです。
講師の方の言葉にも、
「欲しいものすべてが手に入らないことに気付いてほしい」とあるのですが
「それは、放っといても気づくでしょう」と、私は思います。
全体を読んだイメージでは、
「節約」「やりくり」「我慢」を教えるのが
目的になっているようですが、これにはあまり賛成できません。
「節約」「やりくり」「我慢」は、欲しいものを手に入れるための
手段の一つではないでしょうか?
資本主義経済は、人の欲を満たすことで成長する仕組みです。
この欲を否定してしまうと、経済が衰退してしまうことになりますから
「節約」「やりくり」「我慢」を教育の目的にしてもらっては困ります。
一番大切な目的を達成するためには、
「節約」「やりくり」「我慢」という手段も必要であることを
教える方が大切なのではないでしょうか?
それから、お金儲けを悪いイメージで教えないでほしいです。
お金儲けは、社会貢献があって成り立つものですからね。
お金は
ありがとうの証明書ですからね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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