66年前の若者が私に託したこと

kurohey

2011年08月07日 22:28

こんにちは、マネードクターの黒瀬英夫です。


8月になると戦争の記事や番組が多くなりますね。


私は4月に鹿児島の知覧へ行き、特攻平和会館へ行ってきました。まだ10代の若者が書いた遺書を読み、彼らの出撃した日時を見て、同じ1日を彼らがどんな思いで生きていたのかを考えると、自分の過ごす1日が恥ずかしくなりました。


生きる時代が違う。

でも、もっと真剣に生きたい!


そんな想いが込み上げてきます。私が生きているのは、この世ですべき役割があるからだとすると、今の仕事を通じて少しでも良い社会を作り上げることだと思います。


生かされた私たちに彼らが託した日本を作り上げること。


私がやるべきことは、金融、投資を通じて、より豊かな社会に貢献すること。その為に今必要なのは、投資のテクニックなどではなく、どちらかと言うと「心」だと思います。


これからの日本人の資産運用で、私が最も大切だと考えるのは

投資心得です。


日本は敗戦国にもかかわらず、今まで類稀にみる成長を遂げてきました。この成長の中で日本が学んだことは、今後の世界の成長に大きく役立たせることができるでしょう。


でも、今後の日本で役立つことは限られています。だからこそ、この日本人の知恵という種を今後日本に追いつき追い越す国に蒔いてあげるのです。そして、育てるのを手伝ってあげるのです。種をあげて、一緒に育ててあげ、たくさん収穫できたら普通分けてくれますよね。


与えて、育てて、感謝をいただく。

私は、これが投資というものだと考えてます。


龍馬の時代、薩摩や長州と言ってる場合ではなかったように、今は日本だ中国だと言ってる場合ではありません。


富を育てても足りなければ奪い合いになります。

でも、実り多ければ分かち合いにできるのです。



地球上の人口がまだまだ増え続ける今、人間が奪いあわずに済むように、日本人の知恵の種を花咲爺のように蒔いて枯れ地を緑に、そして花を付け、実をたくさん稔らすのです。


人は奪えば奪いに来るのです。過去の歴史を見れば誰にでもわかることです。これは人だけではありません。熊も猪も鹿も猿も、人が山の実りを奪うから町まで奪いに来るのです。


だから、与えて、育てて、感謝をいただくのです。猿にも鹿にも猪にも熊にも、そして、我々と同じく人間であるこれから発展する国の人々にも。


幸い人には考える力がありますので、知恵を与えれば後は自分で育ててくれます。知恵と一緒に真心を添えておくと、感謝と共に大切に育てて実ったものをきっと分けてくれます。だって、私ならそうしますから。


でも、真心を添えるのを忘れると何も返ってこない時もあるので、絶対に忘れないようにしてくださいね。


昨年お会いした日本一の個人投資家の竹田和平さんの名刺には、「平成の花咲爺」と書いていました。本当に花咲爺のような素敵な方でした。


私には、まだ種から育てることしかできませんが、平成の次の花咲爺を目指して、今は種から育てる現役で顔晴ります。(笑)


あなたの志投資のパートナーとして選んでいただけると嬉しいな~

ではでは~ 『^¥^』

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