お奨めの本

kurohey

2007年09月19日 22:57

今日は金融商品選びに役立つ本をご紹介したいと思います。

吉本佳生さんの著書『金融広告を読め』です。



複雑?と言うよりは詐欺に近いような金融広告がたくさんあります(実際に詐欺もあるのだが・・・)が

私たちが騙されないように、色々と注意点を解説してくれています。

難しい部分もあるかもしれませんが、極力わかり易く書いてくれているので

頑張って読む価値はあると思いますよ。

この本を読むと全ての金融商品が駄目なように感じる方も出てくると思いますが

中には、ごく一部ですが、良いものもあるのでご安心ください。

最後に「規制の強化は必要ない。」との見解があるのですが

私も全く同感です!

規制を強化しても、私たちが知恵をつけなければ、結局はその網の目を潜り抜け

新たな商品が開発され、知識の無い人をカモにしていくことになります。

それよりも私たちが知恵をつけ、騙される人が少なくなれば、開発しても無駄になります。

もともと賢い人たちなので、まだに商品を開発するようなことは無いでしょう。


私が大好きな、1万円札の福沢諭吉著の「学問のすすめ」の初編の後半には

「愚民の上に苛き政府あり」と言う、ことわざについて次のように書いてあります。

「暴政は、愚民が自ら招くもので、人民がしっかりしていれば、政府もよくならざるを得ない」 と

金融も同じだと思いませんか?

私たちがしっかり知恵をつければ、よい商品を開発した方がたくさん売れますからね!


そうそう、このブログのタイトル『無知ほど怖いものは無い』

学問のすすめの二編から頂いたのですよ!

ではでは~ 『^¥^』 また明日!

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